学びの原点

一週間ほど前の読売新聞に「『型』の体得 学びの原点」という記事が掲載されていたが、まさに、我が意を得たりという内容でちょっと感動。

「『まなぶ』という言葉は『まねる』から派生したとされる」

伝統芸能世界では、師匠はまず弟子に基本形を教え込む。弟子はやがてその枠を飛び出し、ついには自分なりの境地にいたる」

「基礎となる『型』は、知識ではなく体得するもの。型にはめるのは没個性のように考えがちだが、使いこなすうちに型は様々な個性や表現となっていく」

まさにその通りで、やたら個性だの自己表現だの言う前に、まずは基礎となる型を若い連中には身に付けさせる必要があると再確認した次第。